迂鈍逃避行

乗り鉄降り鉄兼駅名標鉄がお送りする忘備録ブログ、基本日曜に更新。
一応はTwitterの補完という位置付け。
1に阪神2に山陽、3時のおやつは文明堂。

また夏が終わる

画像は比良駅の駅名標。
 
ひら(比良)
 
比良駅の第四種駅名標は何故か支柱が鋼鉄製で黒色の物ではなく、ステンレス地色むき出しで銀色の物です。
他の駅でこの支柱というのを見たことがありませんが、ここ以外で採用例はあるのでしょうか?
木の枠というのは何度か見たことがありましたがこれは始めて見ました。
なお少なくとも2003年の時点では他の駅と同じく黒い支柱だった模様です。

駅名標だけだとネタ切れも時間の問題なので駅訪問ネタ。
 
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飯田線中部に位置する東栄駅、北設楽郡東栄町の玄関口です。
降りてまず目につくのがご覧の通り顔のある駅舎、
「東栄町で行なわれる重要無形民俗文化財「花祭」で使用される鬼の面をモチーフとしたデザイン」だとか。
構内は一面三線、うち一線は旧貨物ホームで現在は使用されていないようです。
駅舎内はローカル線の平成製駅舎にありがちなコミュニティースペースと比較的最近オープンしたと思われるカフェがありました。
建物財産標は撮り忘れましたが駅舎の完成は1992年と外観より古く、大切に使われているようで一安心。
駅周辺はこれといった特徴の無い典型的な中部の田舎という感じでしたが、
駅舎のインパクトが大きいので自分の中での存在感は飯田線でも上位に位置しています。
  
〆に駅名標
 
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一見何の変哲も無い駅名標に見えますが漢字表記をよく見てみてください。
 
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宝塚南口駅の駅名標「つか」の字が宝「塚」ではなく旧表記の宝「塚」のままとなっています。
宝塚駅の物が更新された今、唯一「塚」表記が駅名標に残存している駅となっています。
路線案内図等だと「塚」「塚」が混在しているものの、駅ナンバリングによる案内図・駅名標更新が相次ぐ中で予断を許さない状況となっています。
記録はお早めに。

親不知駅駅本屋ホーム側にある第一種駅名標。
 
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夜に見るとちびりそうな謎フォントで駅名が書かれています。
何を思ってこんなフォントにしたんでしょうか・・・

以下余談

この親不知駅、夏はそうでもないんですが冬の夜だと波音が恐怖を感じるレベルの寒々しさなんですよね。
おまけに国道と高速道路を走る車の音が淋しげで駅寝しようとは思えない駅です。
それに隣の青海駅と比べると下り始発が1時間も遅いですし・・・
ただ夏の昼には降りてみる価値がある駅ですよ、夜とは打って変わって素晴らしい雰囲気の駅です。

昨日、川井駅の駅名標を記事にしてから抱いていた既視感が氷解しました。
 
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阪急嵐山線の松尾大社と嵐山で使われているデザイン、枠の色・地色とも川井駅のものに酷似しています。
どちらが先にデザインを変えたか気になって調べたところ、嵐山と松尾(松尾大社)が変わったのは2010年10月、
川井駅が変わったのは2011年4月なので嵐山・松尾の方が先みたいですね。
個人的には一般色の物よりも好きなので嵐山線の2駅のみと言わず地色を変えて箕面線などでも使ってほしいな・・・と

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